夜中のトイレ泣きは成長のサイン|夜泣き対応のコツとママ・パパの安心ポイント

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子育ての中で、時々やってくる「夜中のギャン泣き」。
とくにトイレに関するものは、親の眠気と疲労を一気に引き寄せますよね。

  • 「寝る前にトイレに行ったのに、なんで夜中に泣くの?」
  • 「起こされるたびに眠れなくてつらい」
  • 「声をかけても届かず、どう対応していいかわからない…」

そんなふうに悩むママ・パパも多いと思います。

でもね、これってただの“困った出来事”じゃなくて、実は子どもの大切な成長のサインかもしれないんです。


【体験談】5歳の娘が夜中に泣いてトイレに行ったときの話

5歳の娘。寝る前にトイレに行ったけれど、何も出ずに就寝。
「大丈夫かな」と思っていたら…

深夜、突然のギャン泣き!
抱きかかえてトイレへ。中でも泣き続けて、こちらの声も届かず…。

でも、おしっこが出たあとはケロッと布団へ戻り、即寝。
この「夜中のトイレ泣き」パターン、何度か経験しました。

親はぐったりですが、本人はスッキリ…。
よく考えると、これは成長の証なんですよね。

  • 大泣きでも、ちゃんとトイレに向かえている
  • 終わったらスヤスヤ眠れる

子どもの体と心が育ってきている証拠なんです。


夜中のトイレ泣きは翌朝覚えていない?子どもの心理と状態

朝になって「覚えてる?」と聞いても、娘は「え?なにそれ?」と全く覚えていないことが多いんです。

調べてみると、こんなケースもあるそうです:

  • 意識が混濁している
  • 泣いていても半分寝ているような状態
  • 翌朝はまったく覚えていない

つまりあのとき、子ども自身も“なにが起きているか分からない”状態。

きっとあのとき、娘の中でも“なにが起きているか分からない”状態だったんだと思います。
戸惑っているのは、子ども自身も同じなのかもしれませんね。

だから理由を問いたださなくていい。
落ち着いて眠れているなら、それで十分なんです。


夜中に泣くのはなぜ?睡眠の仕組みと夜驚症との違い

子どもの脳は大人よりも「深い眠り」と「浅い眠り」の波が大きく揺れています。
夜中のギャン泣きは、その“眠りの揺らぎ”の時間に起きやすいそうです。

また「夜驚症(やきょうしょう)」と似て見えることもありますが、
夜中のトイレ泣きは多くの場合一過性の発達の過程で、自然に落ち着いていくといわれています。

知っているだけで少し安心できますよね。


夜中のトイレ泣きを減らすために親ができる工夫5選

毎日のことだから、親だって疲れて当然。
だからこそ、自分を整える時間も大切です。

▶ ママのセルフケア10選|がんばりすぎない私に戻る小さな習慣

それでも少しラクに過ごせるように、こんな工夫をしています。

  • 寝る前の冷たい飲み物を避ける
    (夫いわく「冷たい牛乳の日に多い」)
  • のどが乾いたときは、温かい白湯や常温の飲み物を用意
  • 泣いているときは無理に声をかけず、そっと寄り添う
  • 「大丈夫だよ」の一言だけを安心のサインに
  • トイレが終わったら、声をかけずにそっとハグ(ぬくもりが安心を運びます)

完璧に対応できなくてもいいんです。
「これでいい」「これが今の私たちの精一杯」って思えるだけで、少し気持ちがラクになる気がしています。


夜中のトイレ泣きQ&A|何歳まで?飲み物は控えるべき?

Q. 夜泣きのトイレ、何歳くらいまで続くの?
A. 個人差がありますが、年齢とともに落ち着いていくことが多いです。
安心感や生活リズムが整ってくると、自然と減っていく傾向にあります。

Q. 寝る前の飲み物、やっぱり控えたほうがいい?
A. 特に冷たい飲み物は体を冷やして尿意を感じやすくなることがあります。
できれば常温の飲み物を選ぶと安心ですね。


夜中に泣いても大丈夫|子どもに届いている親のぬくもり

眠れない夜も、いつか「そういえばそんな時期あったな」と笑える日がきっと来ます。
どうか無理をしすぎず、ご自身の気持ちも大切にしてくださいね。

夜中にそっと付き添うあなたの姿、
きっと子どもは覚えていなくても、“安心した心”として残っています。

今日も十分、がんばりました。
どうか、ご自身のことも、いたわってあげてくださいね。

夜中のトイレ泣きは一時的なもの|数年後には懐かしい思い出に

あと数年すれば、夜中に起こしてくれることもなくなります。
そのとき、ふと「ちょっと寂しいな」と感じるかもしれません。

泣きながらでも「自分でトイレに行く」という小さな挑戦を乗り越えた夜。
それは、親にとっても子どもにとっても宝物の記憶になります。

安心して、あなたらしい子育てを続けてください。
夜中に泣かれてもしんどい夜に立ち会うあなたは、すでに十分すぎるほどの愛情を注いでいます。

子どもにとっては、そのぬくもりが一番の安心。
そして、あなた自身の心と体も同じくらい大切です。

今日も本当に、よくがんばりました。
どうぞ、自分のことも大切にしてあげてくださいね。

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