「友達が少ない…それってダメ?」そんなふうに思ったあなたへ

ママの心と学び

〜心地よい人間関係を選べる自分になる、3ステップ〜

先日、ママ友からこんなことを言われました。

「ユリさんといると、なんだか居心地がいいんですよね。きっとお友達も多いんでしょう?」

そのとき私は言いました。
「私、友達は多くないよ」って。

でも同時に、「居心地のよさ」を感じてくれていることがとても嬉しかったんです。
実は私、「友達の数」はあえて増やしていません。
なぜなら、本当に大切なのは**“数”よりも“心地よさ”**だと思うから。


◆ Step 1:いまの人間関係、心地よさで選べていますか?

「友達が多いほうがいいのかな?」
そんなふうに思っていた頃の私は、たくさんの人と会って、予定はいつもいっぱい。
週末は誰かとランチに出かけたり、おしゃべりに花が咲いたり。
にぎやかな時間を過ごしているはずなのに、心のどこかに、ぽっかりとした空白がありました。

「私の話、ちゃんと聞いてもらえてるかな?」

そんなふうに感じたのは、何度かあったこんな場面からです。
会っても、相手はスマホばかり見ていて、話はうわの空。
目の前にいるのに、心はどこか別のところにあるような——
そんな時間を過ごすたびに、「一緒にいる意味って何だろう」と思ってしまいました。

小さな違和感の積み重ね。
それを見て見ぬふりしていた自分に、ふと気づいたのです。

一方で、人間関係を“心地よさ”で選ぶようになってからは、ラクになったことがたくさんあります。

✅ 気疲れが減った
✅ 自分を大切にできるようになった
✅ 本音で話せる人が残った

まずは、あなた自身の人間関係を見つめてみませんか?

Q1:最近「なんだか疲れるな」と感じる相手はいますか?
Q2:「この人といるとホッとする」と思える相手は誰ですか?

無理に答えを出さなくても大丈夫。
でも、この問いにふと心が動いたなら、少し立ち止まってあげてほしいのです。


◆ Step 2:心地よさを選ぶ“小さな行動”を始めよう

たとえば、私自身がしてきたのは、こんなこと。

  • 本音を出せない相手とは、少し距離を置いてみる
  • 会いたい人に「元気?」とLINEしてみる
  • SNSを、「大好きだな」と思える人だけにしてみる

そして、「距離を置くタイミング」も、とても大切です。
私が人と距離を置くかどうかを決めるとき、こんな基準を大切にしています。

  • 中〜大の価値観のズレ(多少のズレは当たり前なので)
  • 不快な行動がある(たとえば、時間にルーズだったり、秘密を軽く扱ったり)
  • 大切にされていないと感じることが続く

以前、こんなことがありました。
待ち合わせの時間を何度も破られたこと。
そして、信頼して話したことを、別の人にあっさり話されてしまったこと。

そのとき思ったのです。

「私の時間も、私の信頼も、こんなに軽く扱われてしまうのか」って。

自分の心を乱されるような関係は、
どこかで「これ以上は無理をしない」と決めることが、私にとってのやさしさになりました。

また、私が「一緒にいたい」と思える人には、こんな共通点があります。

  • 丁寧に接してくれる
  • 楽しくポジティブな雰囲気をつくってくれる
  • 気を遣いすぎない“ラクさ”がある
  • 相手を尊重する姿勢がある

これが、私にとって**「深くつながれる」人の特徴**です。
あなたも、あなたにとっての“安心できる相手”を、少しずつ見つけていってくださいね。


◆ Step 3:「私が選んでいい」と、自分に許可を出す

「友達はたくさんいた方がいい」
「誰とでも仲良くすべき」

そんな“思い込み”が、いつの間にか私たちの心を縛ってしまうことがあります。
無意識のうちに、「そうしないと、人としてダメなんじゃないか」とさえ思ってしまうのです。

でもね——
本当は、誰とどう付き合うかを決めていいのは、あなた自身です。

あなたが心地よいと感じる関係、
安心して本音を話せる人、
一緒にいて力が抜けるような空気感。

そうした人とのつながりを大切にすることは、
わがままでも、自己中心的でもありません。

それは、“自分を大切にしている”という誇らしい選択です。

「私には選ぶ自由がある」
そう思えたとき、人間関係は少しずつ、でも確実に、変わっていきます。


◆ まとめ:人間関係も、暮らしと同じように整えていい

友達の数が多いか少ないかは、幸せの基準にはなりません。
「この人といると心地いい」——その感覚を信じて大丈夫。

人間関係も暮らしと同じで、定期的に整えると、見える景色が変わります

今日の記事が、あなた自身の人間関係を見直す“きっかけ”になりますように。


◆ 最後にひとつ、あなたへ質問です

「あなたが“いま会いたい”と思う人は、誰ですか?」

その人を大切にしてあげてくださいね。

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