家族でスーパー銭湯へ。記念日なのに“ふつうで贅沢”な夜

わたしの頭のなか

あなたは、結婚記念日をどのように過ごされますか?

私もかつては「記念日って、何をしたらいいんだろう?」と肩に力が入っていました。
けれど、何度か記念日を過ごすうちに、少しずつ答えが変わってきた気がします。

記念日とは、「想いを新たにする日」
それは、たとえば穏やかで、心の奥にじんわり残るような時間──。

盛大なディナーや高級なプレゼントももちろん素敵だけど、
今の私にとっては**「話す」「笑う」「味わう」こと**が、いちばん贅沢なお祝いになっています。


わが家にとっての「記念日」の意味

実は、記念日って、夫と結婚する前はちょっと面倒くさいなと思っていたんです。
何か特別なことをしなくちゃいけない💦大変💦って。

でも、あるとき気づいたんですよね。

「夫と過ごす記念日はどうしてこんなに、心が落ち着くんだろう?」

それは、気負わずに、でも毎日とは少し違う時間の中で、
自分たちの“これまで”と“これから”を、自然と見つめられる日に夫がしてくれていたからなのかもしれません。

たとえば──
子どもが生まれる前は、夫とふたりでお気に入りのお店に行って、のんびり食事を楽しんだり。

子どもが生まれてからは、外に出かけなくても、家でちょっと贅沢な夜ごはんを作って、
家族みんなで囲むだけでもじゅうぶん記念日になるようになりました。

だからきっと、記念日の本質は**「場所」や「豪華さ」ではなく、「想い」と「対話」**なのだと思います。

「今年もありがとう。これからもよろしく」
それだけを素直に伝えるだけで、すごく満たされるのです。


【実践ポイント】

・ふだん口にしない「感謝のひとこと」を、言葉にして伝える
 「忙しいのに、いつも子どもと遊んでくれてありがとう」
 「私がバタバタしてるとき、やるよ!と言って手伝ってくれるの、本当に助かってるよ」
 「毎日帰ってきてくれるだけで、私は安心していられるよ」

・テーブルにスーパーで買った花を1輪だけ飾ってみる
(それだけで本当に気分が変わります)

・アルバムを出して、家族みんなで見る


今年の結婚記念日はスーパー銭湯へ

「ねぇ、今日どこか行っちゃう?」
そんな一言から決まった、今年の記念日の行き先は──近くのスーパー銭湯

気取らず、子ども連れでも気楽に過ごせる場所。
それが今年の私たちにぴったりでした。

個室もお借りして♪
運転のある夫と、授乳中の私はノンアルコールビール。
子ども達はジュースで乾杯し、おつまみは少し贅沢に。

夫婦はもちろん、家族でものんびりと過ごせ、特別な記念日となりました✨


【実践ポイント】

・自宅の近くで「日帰り温泉」や「子連れ歓迎のスーパー銭湯」を探してみる
・家のお風呂にアロマ入浴剤やキャンドルを持ち込んで“おうちスパ”を演出
・乾杯ドリンクやおつまみを「普段より1ランク上げる」だけで記念日モードに


「豊かさ」って、こういうことかもしれない

このスーパー銭湯はよく日中にくるものの、夜来るのは初めて。
ライトアップされた露天風呂がとてもキレイで、
一緒に入っていたロマンチストの5歳の娘がため息まじりに、

「はあ~、キレイ〜🥹」

とうっとりしておりました🤣

小さな子でもこういう美しさに感動する。
そんな体験をさせてあげられて私もまた、幸せだなぁと感じました。


【実践ポイント】

・お風呂の時間に窓を少し開けて、外の空気や景色を楽しんでみる
・「きれいだね」「気持ちいいね」と、五感を共有するひと言を意識してみる
・子どもに「今日いちばん楽しかったこと」を聞いて、心の宝箱を増やす


体験から、次にやりたいことが見えてきた

帰り道、ふと思いました。

この過ごし方はまさに、**「豊かさの本質」**だと。

遠くへ行かなくても、特別なものを買わなくても、
いつもの場所を、想いと工夫で“特別”に変えていく。

今回の体験から見えてきたのは──

・やっぱり足を伸ばせるお風呂は最高だなぁ。
 夏はプールになって、夜はお風呂にもなる、そんなものはあるのかな?

・我が家のお庭のライトアップもしてみたいな。

そんなイメージが、湧いてきました。

「この“幸せな時間”、もう少しだけ日常に近づけるには?」

そこから妄想が広がり、検索もはかどり(笑)、調べてみたら──

思っていた以上に、ある!


夏はプール、冬は露天風呂やジャグジーとして使える屋外用の温水設備
がいくつか出ています。サイズも様々で、ファミリー用にもコンパクトなものにも対応している。

そしてライトアップ──
お庭の光は、ただ明るくするためのものではありません。
夜の時間に「物語」を与えてくれる存在なんですよね。

水面に反射する灯り、ゆらゆら揺れる影。
そこにまたロマンチストの娘が「キレイ〜🥹」と声を上げ、家族で温まる。

そんな時間は、もはや宝物。


ここから少しずつ、
**「じゃあ何から始めてみようか」**と具体に落としていこう。


【実践ポイント】

・“もし○○できたら最高!”という妄想を、スマホのメモにとにかく書きためておく
・家族で「やってみたいことリスト」を作って、次の記念日などに試してみる

これからも**「ちょっと違う日常」**を楽しめる目と心を、大切にしていきたいな。

「ちょっと違う日常」を楽しむ目と心は、
たった一つの出来事からでも、ぐんぐん育っていくのです。


あなたはどんな記念日を過ごしたいですか?

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