お金を「ありがとう」に変えられる人は、やさしく豊かに生きる人。
その瞬間、人生の“循環”が始まっているんです。
お金の使い方を学ぶことは、実は「稼ぐこと」よりも大切なんです。
なぜなら、「どう使うか」で人生の質がまるで変わっていくから。
私自身、以前は「お金=減っていくもの」だと思っていました。
給料日には「今月こそ貯めよう」と誓うのに、気づけば“ご褒美スイーツ”がカゴに入っている(笑)。
──きっと、あなたにもそんな日がありますよね。
でもある時、ふと気づいたんです。
「お金って、使うたびに誰かの笑顔を生むものなんだ」と。
そこから、暮らしの豊かさがぐんと変わりました。
お金の使い方には3つの方向がある
お金の使い方には、**「消費」「投資」「浪費」**の3つの方向があります。
まずはこの3つの違いを知ることが、“お金と仲良くなる第一歩”です。
詳しくは、こちらの記事でお話ししています。
👉 [浪費・消費・投資の違いとは?お金との上手な付き合い方(前編)]
「お金を使うときの罪悪感」を手放す
実は私も、専業主婦のころはお金を使うことに小さな罪悪感を感じていました。
「本当に必要かな?」「夫に悪いかも」──そう思いながらレジでお会計をすると、胸の奥が少しチクリと痛んだものです。
けれど、自分でお金を稼ぐようになってから、少しずつ気持ちが変わっていきました。
初めて“自分の収入で”家族にケーキを買った日。
「これを自分のお金で買えたんだ」と思いながら、レジで店員さんに「ありがとう」と伝えた瞬間、胸の奥がふわっと軽くなったんです。
その時、はっきりわかりました。
お金を使うことは、減らすことではなく「感謝を循環させること」なんだと。
それ以来、私はお金を使うたびに、声に出して「ありがとう」と言うようになりました。
その小さな言葉が、お金をやさしく動かす小さなきっかけのように感じるんです。
「お金の循環」を意識することから始めよう
お金は水のようなもの。
流れてこそ、きれいで新しいエネルギーを運んできます。
貯め込みすぎると、水槽の水のように少し濁ってしまう。
だからこそ大切なのは、「お金の循環」を意識することです。
その流れには3つの方向があります。
- 自分のために使う
- 誰かのために使う
- 社会に還す
たとえば、娘の誕生日に小さなサプライズをしたとき。
その笑顔を見た瞬間、「お金って“使う”ことじゃなくて、“誰かの幸せにつながること”なんだ」と思いました。
「誰かの幸せが、めぐりめぐって自分の暮らしをあたためてくれる」──それが本当の循環の姿。
お金の流れは、私たちの毎日をやさしく支えている“見えない絆”のようなものです。
お金は、社会をめぐる「ぬくもりの輪」
お金の流れは、自分の暮らしの中だけで完結するものではありません。
たとえば、私がカフェでコーヒーを買うと、そのお金はお店のスタッフさんへ。
スタッフさんの収入は、また別の誰かの生活を支えます。
お金は社会をめぐる**「ぬくもりの輪」**のようなもの。
あなたが使うたびに、見えないところで誰かが笑顔になる。
その笑顔がまた、別の誰かの安心や豊かさを生み、めぐりめぐって、あなたのもとにも“温かい形”で返ってくるんです。
今日からできる「循環のお金習慣」
お金の循環は、難しいことではありません。
たとえば──
・ご馳走するときやプレゼントを贈るときに、「これは素敵な循環」と心でつぶやく。
・お気に入りのお店で「今日もおいしかったです」と声をかける。
・買い物をしたあとは、「このお金が誰かの笑顔になりますように」と想う。
こうして“言葉を添えて使う”だけで、お金がただの数字ではなく、やさしく動くエネルギーに変わります。
お金を使うたびに、だれかが笑顔になる。
そう信じて今日、ひとつだけ“ありがとう”を贈ってみてください。
そこから、あなたの循環が静かに動き出します。
今日が、そのはじまりの日です。
まとめ
「浪費・消費・投資」の先にあるのが、「循環」という考え方。
お金は、減るものではなく、めぐるもの。
お金を使うたびに「誰かが喜ぶ」「ありがとうが返ってくる」と思えたら、
心の安心感も、人生の豊かさも、自然と広がっていきます。
今日もあなたの“使うお金”が、だれかの笑顔とともに、やさしくめぐっていきますように。
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