今朝、娘にお小遣いポイント制の話をしたら、開口一番「やる‼️」と、満面の笑顔で即答してくれました。
ただそのあと、「一人でやるの? ママと一緒がいい」とぽつり。
ひとりで頑張るのは心細かったようで、紙を持って戻ってきた娘の手には、
自分で書き直した「やることリスト」と「ポイント配分」がありました。
よく見えなかったけど、何かが「35P」って書いてあるのを見て、なんかカチンときてしまった私。
「35Pなんて設定してない! もういいよ」
そう、ついきつく言ってしまったのです。
娘の「やってみたい!」から始まった朝
ママと一緒にやりたい気持ち
子どもにとって、新しいことを始めるときに「誰かと一緒」はとても大きな安心材料。
大人がそばで見守ってくれているだけで、自信も勇気も湧いてきます。
今回も、娘は「一人じゃ不安。でも一緒ならやってみたい」と、自ら行動を起こしてくれました。
<すぐに真似できる、はじめの一歩>
- 「ママも一緒にやってみようか?」と声をかける
- 初日は一緒に表を作って貼り出す
- 子どもが決めた項目や配分を肯定的に受け止める
「もういいよ」と言ってしまったこと
たしかに“35ポイント”は少し現実離れしているかもしれない。
でも、それより先に大事なのは「自分で考えて提案した」という娘の姿勢でした。
感情が先に出てしまい、「もういいよ」と突き放してしまった自分に、あとから胸がチクリと痛みました。
それでも前を向いて動いた娘の姿
朝ごはん完食と「ごちそうさまでした」
その後、険悪なムードで朝食。 娘は私の所に来て
「見て!全部食べたよ!」
と見事に完食をして10P獲得!
「食べ終わったらどうするんだっけ?😉」 と“あいさつ”という文字を指差しながら聞くと、
「ごちそうさまでした😆」と言った☺️
あいさつした 5P獲得!
「ご飯を全部食べて、ご馳走様が言えたから、朝から15Pも入ったね! これから一人でもできそう?」
と、できたことを共有し、頑張れるか聞いてみたら
「うん‼️」
と元気な返事が返ってきた✨
できたことをその都度しっかりと伝えると、子どもは自分の変化を喜びとして感じられます。
今日からできる声かけ:
- 「全部食べられたね、えらいね!」
- 「今、あいさつできたね。すてきだったよ」
- 「今日は朝だけで15P! すごいね」
自主的に草むしり!
その後、娘の姿が見えなかったので家の中を探していたら、夫が
「庭で草むしりしてるよ😊」
と。
自ら草むしりをしていました😳
誰に言われたわけでもなく、自分で思いついて、黙々と取り組む姿に私は驚きました!
夫が大嫌いな草むしりをしてくれたことで、夫もご機嫌に♪
文句なしの20P獲得!
2歳の息子も一緒にやってくれていたので、
息子も20P獲得!😁
すぐできる「自主性を育てるヒント」:
- 自分で選んだ行動は、大げさにほめる
- 結果より「やろうと思ったこと」を喜ぶ
ゴミ出しのお手伝いまで
その後、私がゴミ出しをしようとしたときも、
「エリカが持つよ!」
と、自分ぐらいの大きなゴミ袋を抱えてくれました。
5P獲得!
ポイントを通して育つ「自分で考える力」
目に見えない宝物を渡している
今回の実践で、私はポイントそのものより、もっと大切な“見えない宝物”を娘に渡していたことに気づきました。
それは、「考えて、動く力」です。
- 自分でやることを決めた
- 配分を考えて書き直した
- 言われなくても草むしりをした
すべて、行動の裏に“考える力”がありました。
買ってあげるカチューシャより大切なこと
目標にしていたカチューシャはもちろん素敵。
でも、娘が手に入れた「自分を信じて動く力」「家族を助けたい気持ち」は、どんな物よりも価値ある“ご褒美”です。
私は今、娘にとって一生モノの経験を一緒に創っているのだと、しみじみ感じています。
🍀 嬉しい誤算、どうしたらいい?
スタート初日の朝だけで、まさかの合計40P。 想像以上のペースに、「設定、甘かったかも…!」と内心うれしい悲鳴。
こんなとき、つい「最初に戻そう」と思ってしまいがちだけど、今は「積み上げていく力」を育てる時期。 だからこそ、今回は「成功体験を積ませるチャンス」と捉えます。
参考対応:
- 「こんなに早く貯めるなんてびっくり!」
- 「今のあなたなら、もっと大きな目標も目指せそうだね」
- 「このカチューシャの次、何に挑戦する?」
🌱ゴールにすぐ届いてもいい。
次の目標を一緒に見つければいい。
そんな“嬉しい誤算”も、子どもが自分で変わる力を見せてくれる貴重な瞬間だと、娘が教えてくれました。
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