浪費・消費・投資の違いとは?お金との上手な付き合い方(前編)

わたしの頭のなか

─ 自分にとっての“投資”を見つけるお金の整え方


「節約してるのに、なぜかお金が貯まらない」
「安く済ませたはずなのに、なんだか満たされない」

そんなふうに感じたこと、ありませんか?

実は、お金が貯まらない本当の理由は、**「使いすぎ」ではなく「使い方」**にあります。

お金の使い方には、「消費・浪費・投資」という明確な3つの基準があるんです。

この記事では、その違いをわかりやすく整理しながら、
今日からお金の使い方が変わる、小さなコツをお届けします。


こんなふうに感じたことはありませんか?

「なぜかお金が貯まらない」
「これって、投資?それともただの浪費?」
「節約しすぎて、逆にストレスが溜まってる気がする…」

気がつけば、
値段ばかり見て物を選んでいたり
「安く済ませたのに、なんだか満たされない」って感じたこと、ありませんか?

お金の使い方って、学校でも教わらないし、
ちゃんと向き合ってこなかった分、
なんとなくの感覚で選んでしまっている人が、実はすごく多いんです。

でもね――

お金の使い方には、明確な「基準」と「仕分け方」があるんです。

それを知っているかどうかで、
お金が「増えていく人」と「減っていく人」に分かれていくんですよ。


お金の使い道は3つだけ

「お金って、何に使うものだと思いますか?」

そう聞かれて、パッと答えられる人は意外と少ないかもしれません。
でも実は、お金の使い道は、たったの3つしかないんです。

1. 消費
 生きるために必要な支出。
 食費や光熱費、家賃、生活用品など、暮らしの基盤を支えるもの。

2. 浪費
 使っても満足が残らない出費。
 「なんとなく買った」「使っていない」「後悔した」――そんなお金のこと。

3. 投資
 未来の自分を育てる支出。
 学び、人間関係、経験、健康など、「今」は減っても「未来」にリターンがあるもの。

この3つに“仕分ける”だけで、
見直すべきところがハッキリと見えてきます。


“消費を削る節約”は、本当に得している?

たとえば――

節約をがんばって、食費を減らして体調を崩したら?
それは「消費」を削ったせいで、
未来の自分にマイナスを与えていることになります。

逆に、
高くても心が満たされたレストランでの時間や、
少し勇気を出して申し込んだ学びの機会は、
「今」はお金が減っても、**未来の自分に返ってくる“投資”**になります。


心が満たされるお金の使い方とは?

私自身、ちょっと疲れた日には、外食という「小さな投資」をすることがあります。
でも私がそこでお金を払っているのは、単に「食事」そのものだけではありません。

  • お店の素敵な雰囲気
  • お料理を作っていただけること
  • はじめて出会うような味や体験
  • 店員さんのあたたかなサービスや笑顔
  • 食べ終わった後の片付けまでお任せできること
  • そして何より、家族と笑顔でゆっくり過ごせる時間

外食を通して、私はこうしたたくさんの“満たされる瞬間”を受け取っているんです。

だからたまにする外食は、ただの贅沢ではなく――
**暮らしの中で、心とつながりを味わう“投資の時間”**なのだと感じています。


見直すべきは「浪費」だけ

「節約=お金を使わない」ではなく、
「お金の使い方を見直す」ことが本当に大切なんです。

この3分類を知っておくだけで、
毎日の買い物や選択がガラッと変わりますよ。


“投資かどうか”は、気持ちでわかる

「安いから」と買ったけど、一度も着なかった服。
なんとなく入ったカフェで、特に印象に残っていないコーヒー。
スマホを片手に食べた夜ごはん――。

そんなふうに、使ったお金のことを思い出せない、あるいは思い出したときにモヤッとする。
それは、見た目以上に心を疲れさせる「浪費」かもしれません。

一方で、
「高かったけど、買ってよかった」
「少し背伸びしたけど、自分のためになった」

そんなふうに思える使い方は、
ほんの少しの違いだけで、未来を大きく変える投資になります。

「使ったあと、自分の心に何が残ったか?」

それを感じてみるだけで、
浪費と投資の見分けが、ぐっとつきやすくなりますよ。


あなたにとっての“投資先”はどこ?

家計簿よりも、お金を「何に使ったか」よりも、
「使ったあと、自分の心に何が残ったか?」をノートに書いてみる

その視点で見直してみるだけで、
お金との関係は、驚くほど変わっていきます。

節約にがんばりすぎて、心が疲れていた人も。
なんとなく買い物して後悔していた人も。

ほんの少しの視点の違いで、
毎日のお金が、“理想の自分”へとつながる未来を育てる力になるんです。

さて、あなたにとって――
「心から投資だと思えるお金の使い方」って、どんなときでしょうか?

関連記事はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました