【きょうだいがいる家庭にこそ】一人時間のすすめ〜心を満たす10分〜

子どもが教えてくれたこと

兄弟姉妹のいる子育てでは、「一人時間」のバランスに悩むママも多いですよね。
この記事では、きょうだい育児のなかでどうやって一人ひとりと向き合えばよいか、実体験もまじえてご紹介します。


「ママはちゃんと見てくれている」——その確信が、心を育てる🌱

「ママを独り占めできる時間」は、子どもの心にとって特別な宝物です。

  • 自分は大切にされている
  • ママはちゃんと私を見てくれている

そんな確かな感覚が、子どもの心にそっと灯されます。
そしてそれは、自己肯定感や心の安定へとつながっていきます。


一人時間の効果と理想的な頻度・時間

◆理想的な頻度の目安

週に1回、一人ひとりと個別に過ごせると理想的。

とはいえ、これはあくまで理想のかたち。
2週に1回、月に1〜2回でも十分です。

大切なのは、「どれくらいの頻度か」よりも、
“その子に合わせた質の高い時間”を意識することです。


◆時間の目安は30分〜1時間

子どもが満たされたかどうかは、時間の長さよりも、
「ちゃんと自分だけを見てもらえたか」で決まります。

たとえば、ある日娘が自分から「そろそろ帰ろうか😊」と言ったことがありました。
それは、心がもう満たされたサインだったのだと思います。


◆10分だけでもOK!短くても“濃い時間”が大きな力に

無理に長くとる必要はありません。たとえば…

  • 「今日は10分だけ、二人きりで絵本を読む」
  • 「少しだけおやつを一緒に食べておしゃべりする」
  • 「ママのひざ、今日は貸し出し中〜」とハグタイム

また、「お皿洗い中に、子どもとだけの“おしゃべりタイム”を作る」なんて方法も。
“ながら”でも、目を合わせて笑い合えたら、それは立派な一人時間です。


多ければ多いほどいい?それとも…

答えは…

「無理なく」が前提なら、多いほどいい。

子どもは「どれくらい長く一緒にいたか」よりも、
「自分だけを見てもらえたか」をとても大事に感じています。

その時間が頻繁にあると…

  • 「ママは自分のことを大事にしてくれてる」
  • 「ちゃんと見てもらえてる」

と実感しやすくなり、きょうだいへの嫉妬や不安も自然とほぐれていきます。


でも、無理しすぎは逆効果

  • ママが疲れてイライラ…
  • 他のきょうだいが「自分の番は?」と不満…

そうなると、かえって心のズレが生まれてしまいます。


一番大切なのは、ママの“こころの状態”🫧

子どもは本当に敏感です。

ママが「ちゃんと向き合わなきゃ」と思っていても、
心の中に疲れや焦りがあると、子どもはそれを感じ取ってしまいます。

一方で、ほんの5分でもママが心から楽しめていれば…

「今日はすごく楽しかった!」
→ それだけで、子どもの心はしっかり満たされるのです。


ママのケアこそが、何よりの育児

ママの“こころのコップ”が空っぽのままだと、
どれだけ注ぎたくても、愛情は注げません。

そんなときは…

「今日はママもちょっと疲れてるから、ゴロゴロしよう〜」

そう言って、心の休憩を宣言することも大切なケアです。

子どもは、「ママも人間なんだ」と自然に理解していきます。
それが、相手を思いやる心や共感力を育ててくれることもあります。


一人時間を届けるおすすめのスタンス🌼

  • 短くてもOK!目を見て「今はあなたが一番大事だよ」と伝える
  • 時間がとれない日は、「今度〇〇ちゃんと何しようか?楽しみにしてるよ」と未来の約束をする

実はわが家も、特別な準備をしなくても「自然と一人時間」が生まれていることがあります。

たとえば、お姉ちゃんが幼稚園に行っている時間は、弟とたっぷりふたりきりの時間に。
また、弟がお昼寝している間は、お姉ちゃんとおやつを食べたり、まったりおしゃべりしたりしていました。

無理に時間をひねり出さなくても、
「あ、今が二人きりだな」という時間を見つけて、小さなやりとりを大事にするだけでも、
子どもの心はしっかり届くのだなあと感じています。


「毎日10分」でも、心は大きく満たされる

「毎日10分だけでも、“自分だけを見てもらえる時間”がある」
それだけで、子どもの心は穏やかに満たされていきます。

たとえば…

  • 二人でおやつを食べながらちょっとおしゃべり
  • 一緒にお絵描きやおままごと
  • 布団に入ってからのお話タイム など

大切なのは、

「今この時間は、なによりあなたと一緒だよ」

という気持ちを込めること。


まとめ|ママが整ったときにこそ、愛情は深く届く✨

10分って一見短いけれど、
愛情を“一点集中”させるにはちょうどいい時間。

ママが「遊びたいな」と思えたときに、喜んで発動できるように。
そんな心の準備が、子どもにとっての最高のプレゼントになるかもしれません。

もし「なにをすればいいかわからないな…」と思ったら、
10分だけ、子どもの話をゆっくり聞いてみる。
それだけで、心と心のあいだにあたたかな時間が生まれます。


最後までお読みいただき、ありがとうございました☺️
あなたとお子さんに、今日もやさしい時間が流れますように。

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