「青か・し・て!」のその先にあった、5歳の優しさと成長

暮らしのヒント

気づいたらすぐ行動!子育てや暮らしの小さな発見を、毎日をラクで豊かにするヒントに変える藤原ユリのブログです。

「気づいたらすぐ行動!“子どもの小さな行動に隠れた成長”を、毎日に活かすヒントにしてみました。」


「青か・し・て!」
そんなひとことに込められた、子どもの小さな願いに気づいたことはありますか?

子どもは日々、泣いたり笑ったり怒ったりしながらも、実は“自分で選ぶ力”を少しずつ育てています。
でも忙しい毎日だと、その瞬間を見逃してしまうことも…。

この記事では、私が娘の行動からハッとした気づきと、そこから生まれた「見守る」や「あとから伝える」工夫についてまとめました。


🌱 こんなことで悩んでいませんか?

「子どもの小さな成長に気づけていない気がする」
「“見守る”って結局どうすればいいの?」
「忙しくて、その場で声をかけられない…」

そんなモヤモヤ、ありませんか?


💡 実は“見守ること”が大切なんです

子どもの「やりたい!」に対して、すぐ手を出したり口を出したりするのではなく、
ほんの少し立ち止まって様子を見るだけで、子どもの選ぶ力が育ちます。


🌈 「貸して」に首をかしげる小さな相手

「青、か・し・て!」
娘がそう言った相手は、1歳半の弟。

でも弟はまだ「貸して」の意味がわからず、「んー?」と首をかしげるだけでした。
ここで私は思いました。

(さて、ここから娘はどうするのかな…)


🎨 奪わない・怒らない・選びなおす

娘は、青のクレヨンが使えない状況をそのまま受け入れて、違う色のクレヨンを手にとって描き始めたのです。

「欲しいものが手に入らない」って、子どもにとっては大きな出来事。
それでも奪ったり怒ったりせずに“選びなおす”姿に、私は驚きと感動を覚えました。

──これって、実は大人でも同じですよね。
私自身も、高級クレンジングのサンプルが気に入って「欲しい!」と思ったけれど、価格で迷って断念…。
代わりに別のクレンジングを選んだら、それが今ではすっかりお気に入りに✨

そう、「がまん」ではなく「選びなおし」。
子どもも大人も、ちょっとした工夫で気持ちよく前に進めるんだなぁと改めて感じました。


👀 「見守る」ってどういうこと?

私も最初は「見守る=放っておく?」と感じていました。
でも実際は違います。

このときも、私は「またケンカになるかな〜」と気構えしつつ、心の中でスタンバイしていました。
泣いたり取り合いになったら仲裁するつもり。
けれど意外な展開に、思わず心の中で拍手をしていました👏

似たような瞬間は他にもあります。
二人が同時に「絵本読んで!」と持ってきたとき。
お姉ちゃんが「レンが先でいいよ。その絵本、エリカも好きだから」と譲ってくれたことがありました。

「見守る」とは、ただ放置することではなく、 いつでもサポートできるよう心を寄せながら、子ども自身の選択を待つこと なんだと実感しました。


🕰️ 翌朝に届いた「見てたよ」

本当はその場で「すごいね!」と伝えたかったけど、絵に夢中の娘を邪魔したくなくて「あとで言おう」と心にしまいました。
ところがそのままバタバタで忘れてしまい…😅

翌朝になって思い出し、声をかけました。

「昨日、青が使えなかったのに違う色で描いたでしょ。あれ、すごく素敵だったよ☺️」

娘は少しぼんやりしながらも思い出して、「うん。でもレンくんが使い終わったら、エリカも使ったよー」と答えてくれました。

その言葉に私はハッとしました。
“がまんした”で終わるのではなく、“ちゃんと叶ったよ”と教えてくれたことが、すごく嬉しかったのです。


📌 いますぐできる“見守り”のコツ

今回の経験から、私は「その場で褒められなくても、あとからでも伝える意味がある」と気づきました。

実際に私が試して効果を感じたのはこんな工夫です👇

  • すぐに言えなくても、あとから伝えて大丈夫
  • 「がまん」と見るより「選び直した」と捉える
  • 泣く前に30秒だけでも見守ってみる

これらは親のちょっとした工夫でできること。
そして子どもに「見てもらえた」という安心感を残してくれるんです。


🌷 きょうのまとめ

子どもは毎日、小さな選択をしています。
思いどおりにならないときも、自分なりに折り合いをつけて、また一歩進んでいる。

私たち親ができるのは、その瞬間を「見守り」、あとから「見てたよ」と伝えること。
それだけで子どもの自己肯定感はじんわり育っていくのだと思います🌱


✨ 具体的な実践アイデア🌸

ここまで読んで「やってみたい!」と思った方へ。
今日からすぐに取り入れられることを3つまとめました👇

  • 子どもの「ちょっとしたがまん」に気づいたら、あとから一言伝える
    例:「さっき順番待ててたね、すごかったよ」
  • “がまん”じゃなく“選び直し”として見つめてみる
    例:欲しいおもちゃが使えなかった → 別の遊びを選んだ → 「選び直したんだね、いい工夫だったね」と声をかける
  • 口を出さずに30秒見守ってみる
    (泣き出したら助けてOK。でもその前に子ども自身の選び方を一度待つ)

👉 さっそく今日から、ひとつ実践してみませんか?


💬 よくある質問

Q. 見守っていたら喧嘩になってしまいました。どうしたらいい?
A. 喧嘩になったら仲裁して大丈夫です。ただ「まずは子どもに任せてみる」を一度やってみることが大切です。

Q. その場で褒められないと効果がないのでは?
A. そんなことはありません。翌日でも「あのとき見てたよ」と伝えるだけで、子どもは嬉しそうにします。

Q. 見守るって、どのくらい待てばいいの?
A. 最初は30秒からでOK。慣れてきたら1分、2分と伸ばしてみましょう。


🌸 エンディング

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
ママが少しでもラクになれて、親子の時間がもっと豊かになりますように🌸

「子どもの“がまん”を“選びなおし”と捉える」
そんな小さなヒントが、きっと明日のあなたの子育てをやさしくしてくれるはずです。

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